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オースリーホーム と みちまち住宅祭 〈2〉

まちのランドスケープデザインを手掛けたのはデザインルームアマノ主宰の天野一博さん。

※アクアデザインアマノ・写真家の故天野尚さんのお兄さんです。

数々の建築、ランドスケープを行ってきた方です。

自然と住まいが共存できる素晴らしい設計になっています。

公園に植えられた木々が子供たちと一緒に成長していくというストーリーも感心させられました。小さかった苗木が子供と一緒に成長して、大人になるころには立派な木になる。

子供たちの成長にも自然とともに共生するという良い影響があると思います。

個人的にも 天野さんの作品は大好きであり、この天野さんのランドスケープで描かれた住宅街に出店したいという作りてからの思いで参画しています。

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個人的に一番印象に残っている天野さんの作品について少しお話しします。

旧亀田町の「くまちゃん動物病院」があります。ペットがいる家庭なら一度は耳にしたことあるのでは?


大規模な建築でありながら、建物の高さが抑えられていることで、庭の木々の背が建物を追い越して、まるで公園の東屋(休憩所)?展望台?のようなたたずまいになっています。建築と庭の調和が見事に取れている、むしろ庭が建物より引き立っている作品。

公園に行った時のような癒される、建築もランドスケープをトータルでデザインされている素晴らし動物病院になっています。

実は、私が新人だった頃に、建設って面白いと思わせてもらえた印象深い作品なんです。

建設当時、近所にある自分の工事現場に行く際にたまたま見かけて、そのあまりにも他の大規模工事と違う工事工程にビックリして、これからどんな工事をするのか夢中で見ていたことを覚えています。

建築現場なのに、大きくて高い土の山を作る所からはじまったんですよ?普通整地して何も無いフラットにするじゃないですか?

そして完成すると、またビックリ。

大きな建物だったはずなのに全然スケールを感じないというのか、庭に溶け込んでしまっているというのか、不思議な感覚。

大規模建築とはマンション、オフィスビルのようなデザインされた「どーだー!」と存在感を前面に出した建物をイメージしていた私の感覚を180度変えてもらいました。

その時に学んだことは、庭は建築物の引き立て役ではなくて、「建築と庭は一つ」という概念です。

すみません、あまりにも自分の思い出に強烈に残っていて語ってしまいました。

長くなったので、今日はこの辺でブログを終わりたいと思います

「みちまち」について詳しく聞きたい方、どんな感じなんだろう?と少し気になっている方、お気軽にお問合せ下さい。