NEWS & EVENT

お知らせ・ブログ・見学会情報

グリーンリフォームローンて知っていますか? 〈1〉

国の省エネ政策の一つとして、住宅金融公庫から「省エネリフォーム」を資金面から支援する目的で創設された新しい融資制度です。

今現在 省エネでない住宅に住んでいる大半が高齢者という事実があります。

冬は寒くて夏は暑い。光熱費に灯油代もかかる、快適省エネと真逆の環境で高齢の方が住まわれているを何とかしなければならない。

ちなみに、省エネ住宅と言われ出したのは、1990年代に入ってからで、その前は断熱材が入っていない住宅ばかりでした。

※実際にどの年代に建築された住宅が多いのかデータがあるのですが、それはまたの機会に。

1990年以前の住宅は60歳以上の方が住まわれている率が高くいため、築年数が経った非省エネ住宅を省エネ化しない限り、いくら新築住宅を省エネ化しても、国が定める2050年全住宅の省エネ化という目標に届かないんです。

その中でできた融資制度だけあって、高齢者の心配事に配慮されています。

 

グリーンリフォームローン

利用条件

①省エネリフォーム工事であること。

②ZEH水準リフォームで金利引き下げ(s)

③融資額は500万円まで

④手数料ゼロ、担保ゼロ、保証ゼロ

⑤第三者機関による、2度の検査(設計検査・現場検査)で安心

⑥高齢者返済特例制度設置

ーーー

①はその通り、省エネによって環境へ貢献するリフォームが対象になります。

代表的な例: 窓の断熱改修 太陽光の設置 省エネな浴室の改修 高効率な給湯器交換

もちろんオースリーホームがオススメする「窓リフォーム」も使えます!

 

特に注目は、、、⑥高齢者特例制度!

高齢者が融資を組む際に、元金返済をしないで、金利負担のみで全額融資が受けれる制度です。

例 融資額500万円 金利3.11% の場合

月々12,959円(利息のみ)

あれ?住宅金融公庫はどうやって元金を回収するの?という疑問がわきますが、、

これは、2パターンの完済方法があります。

①居住の高齢者が亡くなった際に、住宅を金融公庫が売却して回収する。

※売却額より元金が多かった場合でも、差額の支払い免除(ノンリコース型)

②居住した高齢者が亡くなった際に、相続した親族が元金を一括返済する。

※金利負担はなし

どちらも、高齢者が亡くなるまで居住し続けられて、住宅が無くなったとしても、相続した親族に残債を残さない。空き家問題(最近問題の負動産)解決に、画期的な制度になっています。

※最近CMで見る、リバースモーゲージとは違う制度です。違いはまたの機会にお話しします。

 

高齢な方とリフォームの話しをすると、あと何年も住まないし人生長くないし、、、なんて聞きますが、そんな方こそ寒くて暑い住宅にガマンしないでリフォームを検討してみましょう!

 

オースリーホームではグリーンリフォームローンを使ったリフォームの相談も行っています。お気軽にお問合せ下さい。