長岡市のW様邸に久しぶりに訪問しました。
手の込んだご主人お手製のお庭が真っ先に目に入りました。
植栽、アプローチ、ウッドデッキ、鉢植えの数々。
ご主人のこだわりと愛着が伝わってきます。
そのご主人ですが、この春から神奈川に転勤になられ、単身赴任中。
毎週末、帰宅されその都度お手入れておられるそうです。
お庭を自分で作りたいとは、建築時に話されていましたが、
ここまで手の込んだ庭とは恐れ入りました
奥様曰く「横浜や、箱根など素敵なところが沢山ある転勤地なのにお家ほど
居心地が良いところがないとのこと。なので毎週末自費で帰ってくるのよ。」
ご紹介できませんが、お家の中もお手製のキヤットウォークや家具などご主人オリジナルが沢山。
お引き渡し時より格段に素敵になられています。
聞けば今、奥様は一人暮らし。
お引渡し時、中学生でした一人娘のお嬢様も魚沼市で寮生活。ご主人は神奈川に単身赴任。
W様家で起きた出来事もたくさんお聞きしました。
奥様が大きな病になられたこと。娘さんがアメリカに夏期の短期留学を継続されていること。
ご主人の転勤。親の死。これからの娘さんの進路。一人暮らしといえどもあわただしい日々の暮らし。
お引渡しから6年の間にW様家で起きた様々のことを、笑顔や悲しみを、
このお家がずっと見守っていたんですね。考え深いひと時でした。
私どもの仕事は、様々なご家族の暮らしのステージ作りなんだと改めて考えさせられた1日になりました。
お引渡ししましたお家が、これからW様家で起きる出来事をやさしく見守ることでしょう。
幸多きことをお祈りします。
お陰様で私どもの役割を再認識しリセットした時間になりました。
W様ありがとうございました